詐欺とは?


Up: 2010年 01月 21日

旅行積み立て契約を装って、大阪市の建設会社から約7億円をだまし取った疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は21日、詐欺容疑で近畿日本ツーリスト(東京都千代田区)元社員の男(41)の逮捕状を取り、関係先を家宅捜索した。(時事通信)[記事全文]
・ 旅行券代7億円を詐取容疑 近ツー元社員に逮捕状 - 男は「全部使ってしまった」。47NEWS(1月21日)
・ 7億詐取容疑、大手旅行会社元社員に逮捕状 - 近畿日本ツーリストブランド戦略室は「契約の事実は一切ない」。読売新聞(1月21日)
詐欺:債権回収装い、200万円を詐取 2容疑者を逮捕−−兵庫、富山県警 /富山(毎日新聞)21日 - 17時1分
近ツー元社員、7億円搾取 大阪地検 容疑で逮捕へ 取引先から積立金名目 (産経新聞)21日 - 15時11分
警察庁刑事局刑事企画課「犯罪統計書」によれば、 詐欺事件の認知件数は、2000年度は44384件だったのに対し、近年になり「振り込め詐欺」の流行により急増。2005年度には85596件にのぼった。「振り込め詐欺」の対策が進んだのに合わせて、ここ3年間は減少傾向にある。2008年度は64427件。

詐欺について参考になるサイト:
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fraud/

2009年に全国の警察が認知した振り込め詐欺の被害総額は、前年比180億1527万円(65.3%)減の95億7912万円となり、約3分の1に激減したことが21日、警察庁のまとめで分かった。被害総額は統計を取り始めた04年以降5年連続で250億円を超えていたが、一気に100億円を下回った。(時事通信)[記事全文]
・ 被害発生状況・被害額(PDFファイル) - 過去3年間の件数、額など。2009年は11月まで。警察庁「振り込め詐欺に要注意!」
サイト利用料を架空請求=未遂容疑で15人逮捕−計4600万詐取か・警視庁など(時事通信)21日 - 11時25分
被害額100億円下回る=検挙率は77%に急上昇−09年振り込め詐欺・警察庁(時事通信)21日 - 10時20分
「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」の総称。オレオレ詐欺は息子などを装って「痴漢をして警察につかまった」などと被害者にうその電話をし、「逮捕されないため」「今なら示談できる」と現金を振り込ませる。架空請求詐欺は、インターネット有料サイト接続料金や消費者金融への借金返済などうその名目で現金を請求。融資保証金詐欺は偽の広告などを見て融資を申し込んできた被害者に「融資には保証金が必要」などとうそをついて現金を先に振り込ませる。「身内の犯罪を公にしたくない」などの後ろめたい気持ちを巧みに悪用している。振り込め詐欺
詐欺について参考になるサイト:
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/furikome_fraud/

他人を欺罔(ぎもう:人をあざむき、だますこと)をして錯誤に陥れること。詐欺による意思表示は、その意思の形成過程に瑕疵があるため取り消し得るものとされる(民法第96条)。
ただし、詐欺による意思表示を取り消したとしても、その効果を善意の第三者に対抗することはできない(民法96条3項)。これは、注意をすれば錯誤を回避することは必ずしも不可能とはいえないことと、善意の第三者を保護することで取引の円滑性を確保する必要があることによるものである。同様に強迫により形成された意思表示が取り消しうるものとされているが、その効果が善意の第三者に対抗できることと対比される。
他人を欺罔し錯誤に陥れさせ、財物を交付させるか、または、財産上不法の利益を得ることによって成立する犯罪 (刑法246条)。10年以下の懲役に処せられる。
単純な思い込みや思い違い(錯誤)がきっかけで術中にはまっていく詐欺。(詐欺師と面識や社会的信頼関係がないため)
詐欺師とは、詐欺を巧みに行う者をいう。例えば、ある役割を演じ他人にその人格、職業を信じ込ませ、信頼関係や信仰心、恐怖心や権威等にて被害者を洗脳または精神的に縛ることにより疑う余地を与えず、心理的な駆け引きにより金品を騙し取る。被害者が被害にあったと認識出来ないこともある。または、信じたいという気持ちが強く、立件するのが難しいといわれ、信仰心や恋愛感情から洗脳といわれる状態になった場合、被害者の精神的健康上の二次的な被害という側面を持っている。また警察関係の隠語として赤、青、黒、白詐欺という分類もある。

詐欺について参考になるサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%90%E6%AC%BA

この項目は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律関連の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。
詐欺罪(さぎざい)とは、人を欺いて財物を交付させたり、財産上不法の利益を得る(例えば無賃宿泊をする、無賃乗車するなど、本来有償で受ける待遇やサービスを不法に受けること)こと、または他人にこれを得させることにより成立する犯罪のこと。日本では刑法に規定されている(246条1項、2項)。未遂も罰せられる(250条)。
前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする(詐欺利得罪、二項詐欺罪)。
前条に規定するもののほか、人の事務処理に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて財産権の得喪若しくは変更に係る不実の電磁的記録を作り、又は財産権の得喪若しくは変更に係る虚偽の電磁的記録を人の事務処理の用に供して、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者は、十年以下の懲役に処する。
未成年者の知慮浅薄又は人の心神耗弱に乗じて、その財物を交付させ、又は財産上不法の利益を得、若しくは他人にこれを得させた者は、十年以下の懲役に処する。

詐欺について参考になるサイト:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%90%E6%AC%BA%E7%BD%AA

「おれだよ、おれ。」と電話をかけ、電話に出た者がうっかり「○○ちゃん?」などと問い直すと、「そう、○○。実は事故にあっちゃってお金が必要になった。すぐにお金を振り込んで。」などと言い、指定した銀行等の口座に現金を振り込ませるやり口からその名前がついた“詐欺”事件です。
お金が必要な理由は、借金の返済、事件(他人にケガをさせた、高価な物を壊した)や交通事故の示談金、弁済費など様々。
「お母さん(お父さん)、お金をすぐに振り込んで。副業で浄水器の仕事をしていたんだけど資金繰りがうまくいかなくて会社のお金を使い込んでしまったんだ。今、会社に監査が入っているから、ばれたら警察沙汰になって逮捕される。会社もクビになる。たすけて。」
「お母さん(お父さん)、お金を貸して。すぐにお金を返さないといけないんだ。」、「友達が借金するときに保証人になってしまった。友達が返済できないので、自分が返済することになった。」
警察官や弁護士、鉄道関係者を名乗って、痴漢による逮捕を免れるための示談金を請求する。
「△△警察の□□です。お宅のご主人(お子さん、お孫さん)が電車内で痴漢をして逮捕されています。相手の人が示談にしてもいいと言っていますので、至急○○○万円を振り込んでください。」、「すぐに振り込まないとマスコミにばらすぞ。」と言って困惑させる場合も。

詐欺について参考になるサイト:
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/koreisagi.htm

トップに戻る
内容証明用語辞典